◆適正な価格設定
金額設定は大切で、後からの変更を避けるため、よく考えて設定してください。
目安としては、本来の素泊まり感覚のゲストハウスならば、3,000円前後ぐらいが妥当と思います。
ただし、地域によっては2,000円から4,000円ぐらいの幅も検討する必要があります。
◆客数×客単価
施設の売り上げは「客数×客単価」という形になります。
例として単価一泊3,000円×60人が宿泊すれば18万円の売上になり、ここから経費を引いたものが利益になります。
新しい施設の場合、まずは何といっても客数を増やすことに全力を。
知名度を上げ、リピーターを増やす方法を考えてください。
施設内で様々な販売で、客単価を上げることも余裕があれば考えてみてください。
◆固定費と流動費
固定費(売上が増えても減っても増減しない費用)
人件費・賃貸料・通信費・水道光熱費・旅費交通費など。
流動費(売上に比例して増減する費用)
仕入費・外注費・配送費・保管料など。
最初に費用関係を書き出して、きちんと把握しておいてください。
開店後にも急な出費があることも想定して、余裕のある予算組を心がけてください。